2021年5月15日(土)14:00~17:00にAIビジネス研究会5月定例会を開催しました。
本会は体験参加者5名を迎えて、2つの講演と演習を行いました。
講演1)Excelでできるデータ分析と見える化
藤田会員より、Excelを使ったデータの加工方法と考え方について講演いただきました。
藤田会員は4年前ほどからデータ分析に興味を持ち始め、独学で分析手法を学び、業務の中でも活用されています。また神奈川県中小企業診断協会の中でもプロジェクト活動を行っています。
本講演では、ネットなどで一般公開されているデータを使い、GoToトラベルとコロナ感染の関係を分析した結果を説明いただきました。
まずはは仮説を立てた上で、必要なデータを収集し、使える形に加工する必要があります。分析方法としては重回帰分析や相関を使いました。
データ分析では、単に数値を見てデータを加工するだけでは何もわかりません。グラフにしたり、数値の意味を理解しないとデータを分析したことにならないということです。また、分析対象の事情や業界について、知る必要があるということでした。
個人的には、データ分析は大好きで昔は実験結果から意味ある情報を引き出すことに苦労した思い出があります。藤田会員の講演には大いに共感しました。
講演2)AI 時代に中小企業診断士がつなぐ世界観
小泉会長より4月定例会で講演いただいた内容をさらにパワーアップさせ、「AI時代に中小企業診断士がつなぐ世界観」として講演いただきました。理論研修用として内容を充実させつつも、「ゴルフをしながらAIを学ぶ」というエンターテインメントとしても楽しめる構成になっています。
第1部はAIの基本として、シンギュラリティから始まりDXなどAIの基本や周辺動向の解説、第2部はAI導入に向けた企画からPoCまでの流れ、事例などについてお話いただきました。
参加者の皆さんは、大変楽しめていたようです。7月の研修が楽しみです。
次回の定例会は6/19(土) 14:00-17:00産業分野の事例特集です。
みなさまの参加をお待ちしております。
文責:中嶋会員