【11月定例会】ウィキ京都研究会様の他2講演

2020年11月21日(土)14:00~17:00にAIビジネス研究会11月定例会を開催(zoom)しました。

講演1)ウィキ京都研究会の活動紹介

(一社)京都府中小企業診断協会の登録グループである、ウィキ京都研究会より大萱様に参加いただき、同会の活動と著書を紹介いただきました。同会はAIなどの最新技術に関する3つの分科会で活動されています。また、中小企業向けにAIを紹介した本(AIの導入を考えはじめたら読む本: 中小企業でもできる!AI活用のススメ)を出版されています。

 活動に関する活発な質疑応答が行われました。今後、なにかしらコラボレーション活動ができればと思います。

講演2)インテリジェント契約チェッカー製品紹介

堀野会員より、契約書のチェックを容易にするツールを紹介いただきました。

https://www.ntt-at.co.jp/product/ai-document/

仕事が決まったら、契約手続きが必要です。この手続きは、担当者からすれば早く進めたいものです。しかし、取引先から受け取った契約書のまま契約締結するわけにはいかず、会社の法務担当部門がチェックすることになります。

この契約書のチェックは煩雑な上、法務担当には多くのチェック依頼があることから、どうしても返答に時間がかかります。

インテリジェント契約チェッカーは現場担当者が契約書の一次チェックができるようにサポートしてくれます。様々な契約書文書のパターンをAIで学習させており、個々の契約書と自組織の契約ポリシーを比較し、確認ポイントを見える化してくれます。チェックポイントを数秒で抽出してくれるので、契約書のチェック作業にかかる時間が大いに削減されるとのことです。

講演3)立教大学大学院受験体験記

笠置会員より、立教大学人工知能科学研究科への受験体験を報告していただきました。

この人工知能科学研究科は、今年開設されたばかりの日本初、AIに特化した大学院です。

https://ai.rikkyo.ac.jp/

同科のミッションやカリキュラム、はたまた入学にかかる費用まで、体験したからこそわかる情報を報告していただきました。

入学試験は、一次試験と二次試験があるとのこと。一次試験はコロナ禍のためオンラインで実施になったそうですが、テキストなどを閲覧は禁止されています。カンニングを防ぐための、ある工夫がされていたそうです。

ブレークアウトセッション

最後に4グループほどに分かれて、研究会への参加動機や期待することについてのディスカッションを行いました。参加者の考えや想い、期待を共有し、研究会の新たな活動につなげていきます。

終了後、お試し参加の方に、感想をうかがいました。

Aさん:活発な議論があり、有意義でした。できれば続けていきたいと思っています。

Bさん:技術的な話が飛び交うと思ったが、経営目線の意見が多い。敷居は低いと感じました。また、やさしく受け入れてくれたと思います。感謝です。違う目線でAIに関連する話が聞けて良かったです。

AIビジネス研究会は、技術オンリーではなく、いかに技術をビジネスにつなげるかを考える場です。

「AIについて良く知らない」という方でも大丈夫!

むしろ、皆さんの仕事経験や問題意識、着眼点を研究会に提供いただくことを期待しています。ぜひ体験参加をお待ちしています。

文責:中嶋会員

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