2023年11月20日(土)14:00~17:00にAIビジネス研究会11月定例会をリモート開催しました。
DXとは、デジタル技術とデータを活用して、ビジネスや社会を変革することです。DXを成功させるには、その本質や全体像を理解し、戦略的に実行することが重要です。
今回は、DXの概要や具体的な具体例の講演。またデータを活用するための手法として「統計検定データサイエンス資格」の概要説明などを行いました。
講演1)DXのAPI
油井会員より、DXの業務効率化分野において一部で利用される交通費精算業務の効率化。このために利用されるAPIの具体例を紹介しました。
APIの概要や「マッシュアップ」等の言葉の説明、演習を通し理解を促しました。
講演2)統計検定より役立つ?統計検定データサイエンス資格
笠置会員より、統計検定データサイエンス資格について紹介いただきました。
統計に関する資格は「統計検定」が有名ですが、2021年新たに「統計検定データサイエンス」ができました。この資格は「実務での活用を想定した試験問題」であるため、「データサイエンスがどのようなことに使えるか実感できる」という特徴があります。実際の試験イメージや演習を通して理解を促して頂きました。
講演3)DXプラットフォームとは
山本会員より、「情報の一元管理のためのプラットフォームとはどんなものか」について、海外と比較した日本の状況のもとにご講演頂きました。
海外のDXプラットフォームの考え方は「すべてを捨てて一元管理をベースに基盤を構築している」
これに対し日本は「既存のパッケージを付け足しただけのものでありDXとは言えないものである」事を、具体例をもとにした講演内容でした。
具体例では主に「社内教育」「定量的な評価方法」「不良の原因分析」「情報一元化の重要性」等を挙げていただきました。
演習:Python 1年生でスキルアップしよう!
以前より不定期で行っている、Python演習を実施しました。Python1年生(森巧尚著、翔泳社)をベースに、演習を通して理解を深めました。今後、この演習を通した成果物についても議論しました。
さいごに
次回の定例会情報はhttps://aibizlabo.com/meetingに記載されています。みなさまのご参加をお待ちしております。
文責:油井会員