【2023年4月定例会】製造業DX特集1

今年度最初の定例会が2023年4月15日に開催されました。2023年1月に引き続き2回目の会場(労働プラザ)とオンラインのハイブリッド開催となり、新規入会者5名を含めた計28名の方にご参加いただきました。

講演1)2023年度研究会の野望

新年度のスタートにあたり、小泉代表より研究会の今までの活動を振り返りつつ、今後の研究会の展望と野望についてお話頂きました。最近話題となっているOpenAI社のChatGPTについても触れ、私たちの暮らしや中小企業の日常業務の他、中小企業診断士の活動も大きく変化する可能性について説明頂きました。

このような背景のもと、今年度は毎月の定例会の内外で以下の企画を進める予定となっており、各企画リーダーの方からも、参加者募集の案内がありました。

Python勉強会
ソーシャルデータサイエンス
生成系AIの呪文大会
中小製造業DX
AIサービス実践
パブリッシュ委員会

講演2)AIを活用したスマート工場の実現

スマート工場とは工場内の機器や生産設備、生産管理システムがネットワークでつながり、工場内のオペレーションが最適化されている工場のことで製造業での取り組みが盛んになっています。

足利会員、及び、安楽会員より、スマート工場を実現する上では、IoTやAIなどの技術が不可欠で、IoTによって工場内の機器や生産設備からデータを収集、そのデータをAIが分析することで、生産工程の効率化や省エネルギー化につながる未来の工場について、講演頂きました。

この分野では非公開とする情報が多く、足利会員も話せることが限定されるとのことでしたが、公開情報をベースにDXの取り組み状況やその中での課題について説明頂きました。

演習1)スマート工場DX演習1

今回の演習では、業界ごとに抱える課題とすでに取り組んでいるDX事例を調査し、共有を行いました。前回に引き続き、ChatGPTを活用して調査する班もいましたが、新入会員含め会場とオンラインで活発な議論が繰り広げられました。

次回の定例会情報はhttps://aibizlabo.com/meetingに記載されています。みなさまのご参加をお待ちしております。

文責:野網会員