【2024年2月定例会】Well Being特集

2月度の定例会が2024年2月16日に開催されました。会員、及び、外部からのゲスト参加者あわせて21名の方に労働プラザにご来場いただきました。

講演1)起業に効く、AI活用


ご自身の起業経験を踏まえ、アクセス・インテリジェント・ソリューションズ株式会社 代表取締役社長 山川敦士様より、ご講演を頂きました。新会社の事業の立上げにあたり、ビジネスプラン、オフィスの選定、人事労務・会計、広報・マーケティングなど、さまざまな場面での生成AIの活用について、実経験に基づく有効性についてご説明頂き、大変参考になりました。質疑の中でもありましたが、生成AIのリスクについては、自社の事業が許容できる生成AIの間違いを想定し、リスク対策をしていくことが大事とのことでした。

講演2)スマートシティにおけるAI利活用

一般社団法人スマートシティ社会実装コンソーシアム コミュニティマネージャーの土屋俊博様より、地域のデジタル化の取り組みについてご説明頂きました。一部の自治体ではデジタル化の新たなステップとして、住民の幸福度(Well Being)の高い社会実装がポイントとなるとのことでした。

演習3)住民のWell Beingを向上するAIアイデア大会

今回は、講演2の内容を踏まえて4つの班(党)に分かれ、神奈川県知事選挙への出馬を想定し、幸福度の高い社会実装をいかに実現していくかをグループでディカッションを行いました。最後に模擬投票を行った結果、最優秀のアイデアは、「世界に羽ばたく人材育成」をテーマとした班(党)が選ばれました。子供たちの幸福度を意識しつつも、AIを活用して、海外でも通用する人材育成を目指す点が評価されたようです。

今回の講座は会議室の関係で、参加者を制限することとなり申し訳ございませんでした。年度が替わって4月以降は、リアル開催を多数予定していますので、よろしくお願いいたします。今年度最後の3月度定例会は、恒例の「脳とAI」セッションを含むリモート開催となります。こちらも会員の方ののご参加をお待ちしております。

文責:野網会員