【2024年1月定例会】 芸術家を超える生成AI特集

2024年最初の定例会が2024年1月20日にオンライン(Zoom)にて開催され、ゲスト聴講者も含めて会員13名の方にご参加いただきました。

講演1)IoTビジネスの仕組み

私、野網より所属会社で展開しているIoTサービスの事例を含め、IoTビジネスの仕組みについて紹介致しました。サービス提供側の始点でIoTを導入する際の勘所や、サービス提供者を選ぶ際に注意すべき点、サービス提供者側の近年の取り組み等についてお話しさせていただき、少し盛りだくさんの内容だったかもしれません。聴講者の方からは、比較的導入が進んでいる上下水道の市場についての関心が多く、顧客動向についてのご質問を多く頂き、私自身も自社の事業を再考する良い機会となりました。

講演2)2023年のAIと芸術その2~音楽編
演習)AIで作曲してみよう!

新海会員からは、2022年度9月にも画像の生成AIについてのご説明を頂いておりますが、今回は音楽の生成AIにおける自動作曲のご説明を頂きました。
事前に作曲の基本となるコード進行をご説明頂いた上で、生成AIによる作曲の仕組みとすでに公表されている様々な自動作曲サービス、及び、その特徴をご説明頂きました。
その後、ご説明頂いた作曲サービスからMelobytesというサービスの無料版で、各自作曲に挑戦しました。体験演習の中で、3つのグループに分かれ、飲食店や商業施設の売上向上につながる音楽を作曲しましたが、思ったような曲が作れず、苦労したグループも多かったようです。
音楽経験の少ない人が多かったので、音楽センスやコード進行の理解不足もあったかもしれませんが、これらを補完するためのプロンプトエンジニアリングの重要性も理解でき、作曲体験は生成AIの勉強につながるとして、大変好評でした。

今回は2つの講演でしたが、作曲体験を含めた内容の濃い定例会となりました。次回2月はLプラザでのリアル定例会を予定しておりますので、ご参加をお待ちしております。
次回以降の定例会情報はhttps://aibizlabo.com/meetingに記載されています。

文責:野網会員